奇跡の男ギデオン

聖書

ストーリー

偶像崇拝に陥っていた士師時代にヨアシの子ギデオンがいました。

主がイスラエルをミデアン人に渡されていて、ギデオン自身もマナセ民族の内、最も弱いものであるが、どうしたらミデアン人からイスラエルを救えるか主に問いただしていました。

ギデオンは主に捧げ物をした夜に主から

「父の持っているバアルの祭壇を打ち壊し、その傍らにあるアシラ像を切り倒し、主のために祭壇を築いて雄牛を燔祭として捧げなさい」

旧約聖書 士師記 6:25

と言われ、しもべ10人を連れて主が言われたとおり行ないました。ただし町の人々を恐れて昼を避けて夜に行ないました。

積極走塁くん
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ギデオンは相当びびってました。夜に壊して音は大丈夫なんかい。

町の人々は朝早く起きて見ると、バアルの祭壇が打ち壊され、アシラ像が切り倒され、雄牛が捧げられてあったので、誰の仕業かと尋ね回りました。

そしてギデオンの仕業だと分かり、父ヨアシにギデオンを引き出して殺すように命じました。

積極走塁くん
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結局バレてんのかい(笑)

 

するとヨアシは

「バアルのために言い争うのか。バアルのために言い争うものは明日までに殺されるだろう。バアルが神であるなら、自分の祭壇が壊されたのだからバアル自ら言い争うべきだ」

旧約聖書 士師記 6:31

と言い、人々を黙らせました。それでギデオンはエルバアル(バアルを超えた神)と言われました。

積極走塁くん
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ギデオンがしたことを主がしたことと信じたヨアシが町の人々を一蹴する姿が凄い。さすが大勇士の父親と言ったところでしょうか。

ギデオンは主によってイスラエルが救おうとされるのであれば、羊の毛一頭分を打ち場に置きますからその毛だけ露があり、他は乾いていることをしるしとして求めました。

翌朝確かめると、羊の毛から露を絞ると鉢に満ちるほど水が出たが、もう一度だけ、今度は羊の毛だけ乾かして他は露があるようにしてくださいとしるしを求めました。するとそのようになりました。

ギデオンは集めておいた人を選別して300人を選び、陣を敷きました。主がギデオンに敵陣に攻め入れと言われましたが、恐れていました。

積極走塁くん
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やはりびびっている。

ギデオンが敵地に偵察に行ったとき、ある人が仲間に見た夢を語っているのを聞きました。

その夢は「大麦のパン一つがミデアンの陣中に転がってきて、天幕に達し、それを打ち倒し、くつがえしたので天幕は倒れ伏した」というもので、仲間は夢を聞いて、「それはイスラエル人ヨアシの子ギデオンの剣に違いない。ミデアンとその軍勢を彼の手に渡される」と解きました。

それを聞いたギデオンは礼拝し、聖霊を受けました。

300人を3組に分け、ラッパとからつぼを持たせて、全ての陣営の四方でラッパを吹き、からつぼを割り、右手にラッパ、左手にたいまつを取りました。

ギデオン軍がラッパを吹き、「主のため、ギデオンのため」と叫ぶと敵軍は皆逃げ惑い、同志打ちさせました。そして、敵軍が逃げていくのを追撃し、ミデアンの王を討ち取りました。

ギデオンは英雄として称えられました。

積極走塁くん
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この戦いでは 12万人 VS 300人 という圧倒的数の不利にも関わらず勝利した奇跡でした。

まとめ

  • ギデオン自身も自信がありませんでしたが、何度も主に確認し、主が働かれることを実感しながら得た勝利だった
  • 主が共にしてくだされば、圧倒的不利な状況でも覆して勝利し、祝福してくださる

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